詩人:あいる
言葉を越えようとして
越えられなくて泣いた
食べた泣き言は
胸につっかえて
心臓を止めた
心はここだよ。
ここだよ。
なかなか眠れなくて
泣いてるうちに朝だ
切り替えが大切だって
太陽が急かすから
また泣けてくる
最近、鏡は
覗かなくなった夜半過ぎ
朝方は遠出する
止まった心臓から
宇宙の隅から
この星を見下ろす
なぁ地球
おまえ、ちょっと
青すぎやしないか。
言葉を越えようとして
越えられなくて泣いた
心はここだよ。
ここだよ。
聴こえないふりの
午前午後
2007/12/06 (Thu)