詩人:未知
ゆりかごより墓場のほうがいる時間長いんだから。シャレた大理石にフルネームを彫ろうか近くにはベンチときどき座って語らって花はちゃんと飾って枯れたらまた飾って悲しんだりしないでだって全然特別なことじゃない生き物のすべてにやがて来る誰もが通ってゆく未知に怯えて拒んでぜんぶなかったことにはしないであのね全然特別なことじゃないいつかまた生まれ変わったならきっとまた同じように恋をするその繰り返しすてきなその繰り返し光を浴びて強くなる