詩人:もとり
境界線を曖昧にして
やる事だけはやっちゃって
とりあえず気持ちが分からないんで
付き合うとか保留で
これが大人の恋愛
なんて何処か濁して
手を繋いでるだけで嬉しくて
一緒に居るだけで楽しくて
何時までも一緒に居ようね
結婚しようね
まるで幼子の純愛
なんて甘い夢で満たされて
どれだけ歳を重ねても
何時から好きになるなんて分からない
何処か歪な私達は
寂しさ故に慰め合う
取り巻く環境や性格が合わなくて
将来を望む事が難しい
望む物は何時だって無いものねだりで
諦めや割り切ってるって呟いて
大人の振りして 夜に泣く
それが不毛な恋愛
なんて自問自答のちに言い聞かせ
幸せは一体
何処で見つけるのだろうか