詩人:めろでぃ
泣いてるよ
泣いてる
聞こえるじゃない
薬指から
泣きじゃくる声が
アスファルトに
打ちつけられた
アタシの体
薬指の指輪が
痛いと叫んで
しばらくして泣き始めた
君には
聞こえなかったのかな
泣いてるよ
聞こえるじゃない
薬指から
すすり泣く声が
アナタの遠ざかる足音
遠く薄れるアタシの意識
真っ暗な世界に
ワープして
気付いたら独りだった
独りきりが悲しくて
独りきりなのに
精一杯こらえて
泣いてた
アナタに
届くはずもなく
ねえ
磨かないと
ボロボロだよ
輝かなくなったよ
あの頃みたいに
光らないの?
シルバーリングと
2人の愛