詩人:優花
今日が君に会える最後の日別れた後携帯が震えることを願ってぎゅっと握りしめた君がボタンを押すのをためらってることを考えて電車を一つ遅らせた携帯を握りしめてる手がボタンを押したい、と叫んでる私は押さないよ遅らせたはずの電車が目の前に止まるもう待たない電車に乗り込み携帯は鞄にしまうもう振り返らない電車が動き出す目をつむって心の中で言葉にするさようなら