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詩人:甘味亭 真朱麻呂
何度言っても満たされない思いがあり
形にすればあまりにももろすぎて崩れるのはやい 時の流れのようにあっという間に崩れるのだけ早い
伝えたいことがもうたくさんありすぎてたまにごちゃごちゃになる 胸の中にある気持ちをいくら伝えても伝えたりないのはなぜだろうな
せつなくてもどかしい
こんな気持ち
君にわかるかい?
せめて君だけにはどんな誰かがわからずともどうかわかっていてほしい
わかってほしいよ
伝えたい気持ちが時々吐き出す途中で詰まるのは 決して偶然やたまたまですむものじゃないのさ
言いたいことはすべて思い残しのないようにまた新しい明日がくる前に今日言いたいことは言ってしまえと君はいう いつも僕にいう
だから僕も僕自身にいつも言い聞かす
何度も君のその言葉を胸の中でつぶやく
正しいかどうかなんて考えもせずに
ただつぶやくのさ
君の言葉は僕の背中をときにやさしくさすり ときにはつよくきびしく押してくれるんだ だから負けそうな僕もまた立ち上がって目が覚める また歩き出せる
君が背中を押してくれたから
なんだかんだいっててもいつもやさしくて 君のまなざしが僕の明日をまばゆく照らし巡りくる明日を生きる希望になり
心を強く強くしてくれてる 君はただ当たり前に笑うだけだと想っても
君からもらったたくさんの言葉が今思い出せば涙があふれるほど 聞こえてる響いてる今もこの胸の中やさしく流れてる
いつまでも色あせない古さを感じさせないいつきいても美しくて懐かしい歌のように 流れて何気なく僕を見るまなざしがその無邪気に微笑んでる笑顔がさりげないままに僕を救ってる 君は気付かない でもこんなに幸せ胸に満ちて君の声を聞くだけですごくすごく満たされてしまう僕がいること忘れないで 胸にとどめておいていつまでも愛してるから 君だけを愛してるから。