詩人:大草佑
最近じゃめっぽう冷めてきた僕らの間
凍えてしまわぬよう手を取って暖めるよ
歳の差だって遠距離だって乗り越えて来たじゃない
愛の意味こそ解っていないけれど共有したよ 幸せを
目を閉じても眠れない夜には決まって温もりが離れていて
眠れるくらいに心地良い日には決まって温もりがまとわりつく
隠せないほど好きなんだ
これが俗に言う愛?
君が言う 暗闇が怖いって腕組んでくる
僕はただ恥ずかしく照れ臭く でも嬉しくて
二人でいれば暗闇だってきっと平気なんじゃない
不幸せだって淋しい風だって吹き飛ばせる そんなもんだろう