ホーム > 詩人の部屋 > 山羊の部屋 > 墓標の景色 > 投票

山羊の部屋  〜 「墓標の景色」への投 票 〜

  • 山羊さんの「墓標の景色」に投票します。
  • 不正防止のため投票は「詩人の部屋」の登録者のみに制限させて頂いています。
  • ユーザーIDとパスワードを入力して「投票する」をクリックしてください。

[85064] 墓標の景色

詩人:山羊

もうどれくらい 離れてしまっただろう
ただ 前を進んだ僕等は ただ流されていた
もうどれくらい 大切な物を失くしただろう
些細な事で一喜一憂したあの頃
忘れかけていた 大切な事

過去の墓標が 草原に立ち尽くす
それは 私を形成するいくつかのページ
泣き笑いしている 貴方が
まだ記憶の片隅で私を 責める

あの頃に戻りたい
願いは遠くに あの空の先へ

もうどれくらい 戻れない場所に来たのだろう
今頃 あの人は何をしているか・・・

私を覚えているのか・・・


覚えていないだろう

私たちは 散り散りになってしまって
あの草原に戻るのは
過去の墓標に立ち尽くして 現実から逃げたいだけ

今 また

2006/09/05 (Tue)
ユーザーID パスワード
一言コメント  


- 詩人の部屋 -