詩人:山姫
部屋に戻ると鍵をかけた誰かに居てほしいのに拒絶した人といると相手の反応が怖くて上手く息が出来ない自分の心に鍵をかけた一人という現実と向き合えず拒絶した一人でいると不安に押し潰されて上手く息が出来ない「その苦痛を解放させましょう」今日もその声に従って僕はひそかに集めた彼らをフィルムから取り出す何も考えずただ惰眠を貪る為に