詩人:一羽鳩
私は貴女が好きでした。
今でも変わらず好きなのに。
やはり叶わぬこの恋は、どこかに置いてくればいい。
大好きです。大好きです。
伝えきれないこの想い。重い重い重り。
服の好みを変えたのは、貴女の隣が似合うため。
煙草の銘を変えたのは、貴女が好きな香りだから。
酒を控えるようになったのは、貴女が酒に弱いから。
私ばっかり酔っていちゃ、まともに話もできないでしょう。
貴女のことが好きだから、告白するのはやめましょう。
貴女のことが好きだから、貴女の恋を応援します。
貴女のことが好きだから、友人としてそばにいさせて。