詩人:雑魚
「なんて思ったの?」
「教えて?」
君は私の気持ちを知りたがる
君の気持ちに応えるように
私は自分の気持ちを話し
話終えれば 君は満足そうに
ニコニコしながらギュッと
私を抱きしめるよね
私、知ってるよ?
君が私の気持ちを知りたがる理由。
純粋に私の気持ちを知りたいんだよね
でも
それだけじゃあないんでしょう?
不安
気持ちを隠されると不安なんだよね
モヤモヤして
どうしようもない気持ちに
なっちゃうんだよね
疑いたくないのに
自分のこと嫌になったんじゃないかって
思ってしまうんだよね
そんな君の気持ちを理解してるから
私は気持ちを隠さない
君を信じてるから
愛してるから
不安にさせたくないし
傷付いてほしくない
だから
もっと聞いていいんだよ?
君の気持ちに応えるように
私も本音で話してあげるから