詩人:さっち
二年付き合ってた彼女と別れた 必死で涙こらえて みんなの前で愛想笑いして家に帰ると部屋で一人泣いてた 偶然部屋に入ってきた お母さんは知ってか知らぬかはわからないが 泣いている僕に優しい声でこう言った 「あんたは本当に悲しいよねつらいよね だけどあんたには絶対一生別れることのない家族がおるからね だからあんたはまだ幸せなほうなんだよ」 そう言われた瞬間 とめどなく涙がでた だけど ほんと小さな一歩を進めた気がした。