詩人:JAM
私がリストカットを初めてしたのは
中学2年生の夏
いじめられてた時
いじめしてくる子に傷見せて
「私はこれだけ苦しんでるんだよ」
そうしようと思った
一人真っ暗な部屋で
椅子に膝抱えて座ってた
何かの付録の ちっちゃなカッターを
手首に当てて
泣いてた
怖かった 怖かった
引くこともできずに泣いてた
やっとつけた傷は
うっすらとすごく浅い
血がにじむだけ
もう切りたくない
そう思った
いじめがエスカレートした
私にとってのリストカットは
もう
精神安定剤になった
毎日毎日切った
そのうち手首じゃばれるから
腕に傷つけた
痛みを感じることで
怒りも悲しみも訳のわからない感情も
消し去ることができた
今
少しずつだけど
切ることを抑えてる
私は変わらなくちゃいけないから