詩人:きよたか
そう、昔そこはとおい とおい 天井でした。 青や、だいだいになり黒になった時には大小さまざまなきらめく石をたずさえたはるか とおい 天井でした。 人々はみな、それにあこがれ鳥をうらやみ 跳ねたり また、見上げていました。想像しうる、限界がまたそこでありきっと世界は今より 広かったはるか はるかとおい 昔そこはとおい とおい天井でした。