詩人:*彩してる
暗がりが すごく苦手なぼくら 宛てもなく深い森のなかに迷い込んだ 携帯の灯りは歩く先を微かに照らす 森がぼくらを覆って すき間から漏れた僅かな月光 あの時 少しも恐くなかった ずっと、あなたと 手を繋いでいたから