詩人:りんくす
きみと俺で紡いだ糸で
代わるがわる編み込んできた
長い長いタペストリー
優しくやわらかく
天女の羽衣みたいだったり
引きつれ 弛み 捩れたり
狸の腹の探り合いに
感情シェーカーで
一部解読不可能だったり
もしかしたら誰にも
タペストリーだなんて
わからないかも知れないね?
でも いいさ
「そんなこともあったね」と
いつの日にか
笑いあえるといいね
きみと過ごした日々は
真実として
いつまでも
消えたりはしないのだから
長く紡がれた
二人の物語…
愛を込めて織りなすストーリー
2004/02/20 (Fri)