詩人:澄芹
もう春は
すぐそこなのに
ぼくの心には
雪のように白く
柔らかいものが積もる
けれどそれは
雪のように
冷たいモノじゃなく‥綿のように
温度が無いわけじゃない
綿のように
透かすかじゃないし
春になって
溶けたりしない
そいつは時たま
ぼくの心を チクチクと
攻撃するんだ
トゲでも生えたかのように‥
苦しくなっちゃうんだぁ ボク…
他の誰にも
渡したくなくって‥
けどそんなこと
出来ないし って
チクチク チクチク 攻撃するの
またある時は
大雪になる
結果ぼくの心を揺さ振るんだ‥
だけどぼくはそんなお空が‥大好きです