詩人:羅鬼★風雅
時を刻む時計の音。
私の部屋に虚しく響く。
その音は私の胸にも響き渡る。
あの時計の音は私の命の鼓動。
時計の音が狂ったら私の命の鼓動は止まるだろう。
電池では動かない時計。
いつ止まるか分からないあの時計。
毎日が怖い。
だけど貴方がそっと手を握って
私と同じ時計の音にしてくれたから
毎日が愛しくて怖さなんて忘れた。
同じ時を刻み、
同じ音で動く貴方の時計は
とても素敵ね。
私の命の鼓動は貴方と一緒に動くの。
もういつ止まってもいいわ。
貴方と一緒って事が分かったから。
2007/06/22 (Fri)