詩人:日辻
雨上がりになないろの虹がでるようなさなぎが羽化してきらきらの蝶になるようなそんな話を君としてみたいんだふと振り返ると残っている惨めな足跡のかたちみたいなそんな話はもう飽きちゃったからさ例えば明日生まれてくる猫のこどもの話をしよう僕らの猫のこどもの話を君は眠たそうな顔ではみがきを始めようとするかもしれないけれど話をしたいんだこれからの僕らとこれからの世界の為に僕らの猫の話をしよう