詩人:鈴砂
宵待ちの空に
開く紅き隻眼
闇を手招く視線
それは全てを射ぬく
邪眼さながらに
君の流す泪
我が受け継ごう
感情の激流を目覚めさせ
地を這う全てを一掃するまで
夜の淵が
終わりを宣言するその時まで
我は全てを葬り尽くす
我は滅びの使徒
月の無い夜に
全てを滅する者
我が君の願う未来なら
我は君の為に
君の願うがままに
主よ
そして君の瞳に何も映らなくなった時
何も無い世界で
君は何を見る?
我は君の為に
君の願うがままに
我は滅びの使徒
君の為に
全てを滅する者
全ては君の為に
2005/05/01 (Sun)