詩人:ジャガー
長いまつげと
男の子みたいな
笑い方をずっと
やさしく包みこんで
いたかっただけなのに
愛しくてこんなにも
切なくなっている
そうさ
世界でたった一人
君という奇跡が
僕にまばたきも
させないくらい…
そうか
きっと同じように
僕らもあるいは
運命としか
言いようのない…
夜中に二人で
学校に忍んで
語り明かして
手さえつなぐのも困難で
照れて笑い合った
愛しくてこんなにも
切なくなっている
君と会えた
互いに愛し合った
そして
何もかもが怖くなった
いつか
二人だけで行こう
誰も知らない世界
僕が連れてくよ
落ちないように
そうさ
生きているんだ
君と僕が繋がるのさ
僕にまばたきも
させないくらい
愛の意味を…
生きる事を…
君の手を離さないように