詩人:箕喪 木陰
このごろの自分
まだ新しい環境になれていない
それでも私は
進むことを決めたから
止まるわけにはいかなくて
時々笑顔が作りかけになっても
あなたの笑顔が支えだから
だからそのまま
笑顔でいてください
けれどまだ私は孤独
求めることが多すぎるのか
まだ私は小さな子供
どうしたら私は
満たされることができるのか
まだ答えは見つからない
つらいなんて言えないよ
心配なんてされたくないし
これでも私 強がってるし
でももう
崩れてしまいそうだから
その時はそっぽ向いて
何も見てないふりをして
このごろの自分
あまり涙こぼしてない
強くなったかな私
そしたらうれしい自分
でも本当は我慢してる私
時々言葉がうまく繋がってなくても
あなたがくれる言葉
温かいから
だからまたいつものように
私に言葉をください
けれど私は怖がってる
まだ過去を引きずっているのか
私は今でも
傷つくのを恐れてる弱者
どうしたら私は
過去からの鎖から
解放されるんだろうか
今でも答え探してる
いやなんて言えないよ
拒否権なんて私にないし
これでも私 頑張ってるし
でももう私
壊れてしまいそうだから
そのときは少し
距離を置いて
どうか悟って
独りにさせて
矛盾している誰かの声
けれどどうすればいいのか
一番苦しんでいるのは自分自身
だから手を離さないで強く握って
何となくでいいから気づいて
どうか何処かへ行かないで
どうかお願い 傍にいて