詩人:SAD
今日も笑顔で過ごせたその笑顔は誰の為でもない自分の為あいつとあのこと二人を目の前にして笑顔が作りだす柔らかな空気で自分を飾り付ける針のムシロに座らせられ右からも左からも鋭い針が降り注ぐわたしが笑顔でいるだけであいつもあのこも容赦なく幸せでいられる笑顔でいるのはあいつとあのこの為なんかじゃないわたしがわたしである為の唯一の抵抗手段わたしの唯一の心を守る鎧それがわたしが笑顔でいるということ