詩人:壬治
ずっと夢をみていたい
いつまでもずっと
敷き詰められた
星々の隙間から
雲の切れ目から
終わりのない幻想が
ここで繰り広げられていく
空から降るご褒美が
満たしているんだよ
地鳴りのように
うなっているのが分かる?
魂が叫んでいる音
張りつめた空気を
壊すように
投げられた賽は
どこへ向かうのか
まだまだ世界には
知らないことがある
未知が溢れてる
それだけで
生きてゆく理由に足る
初めてのことは
いつだって素晴らしい
その横顔だって
毎日毎晩違うでしょう?
めくるめく愛
淡いシャボンのように
揺られて弾けて
また同じ場所で目覚める
いつか辿り着いたら
キミとおなじように
わたしも花を飾るよ
今さらなことをするよ