詩人:小さな貝がら
とても胸が痛かった
一人ぼっちに
そう置き去りに
されたみたいに
あなたの態度は
冷たく
あなたの言葉は
冷たく
氷のように突き刺さる
信じていた
あの日のあの言葉
信じたかった
もう傷つきたくなくて
あの日
優しくしてくれた
あなたが
本当のあなただと
ただ信じるしか
出来なかった
暖かい日差しが
小さな君の手が
痛いくらい優しくて
ボロボロ泣きたかった
崩れるくらい
泣きたかった
昼下がり
君の前で泣けなかった
辛くても泣けなかった
ただそれが
辛かった
By 小さな貝がら
2007/05/12 (Sat)