詩人:roki
静かな体育館に
ボールの音を響かせる
朝練一番乗り
磨かれたコートを走る
ボールを持ったらたちまち
俺は野獣と化す
鼓動を乱しながら
今日もゴールを打ち抜く
走れ 叫べ 仲間との連携
俺達のチームは
まだまだ未熟
それでもいつも
切り裂く刃のような
マジな目で
スペシャルバスケットボール
スラムダンクを読んで
憧れて持ったこのボール
全国に轟かせよう
貫け3Pシュート
俺の背じゃダンクは
夢のまた夢でしかない
だけど俺には武器がある
その名も
ライジング・カットイン
走れ 叫べ 仲間との連携
俺の胸 熱くさせる
相手の強さ
まだ負けるわけには
いかないんだよ
俺流の
グレイトバスケットボール
パス ドリブル
セットシュート
ブロック ダンク
アリウープ
右に左にダブルクラッチ
見せろ 見極めろ
俺のプレイスタイル
スティールを
フェイダウェイで
華麗に避ける
今こそ届け
最後のショット
走れ 叫べ 仲間との連携
ほら そこでスクリーンだ
フリーになるぜ
一瞬のスキ 見逃さず
針穴通すパス
俺達の
マキシマムバスケットボール
いつまでも
ファイティング
バスケットボール