詩人:柚
寒い夜には強い風の音がよく似合う部屋でそれを感じるのが心地よい自分の弱さを切り裂いて強さだけを受け入れる寒い夜には白い街灯がよく似合うそこだけ白い昼の世界時間と共に流れゆく寒い夜には銀色の雪がよく似合うシンシンと世界を掻き消すのが良い次の日の朝焼けにそれが染まるとなお良い