詩人:あさと
ここで待ってますざわざわ流れる金色のすすきの中同じくらいの背だったすすきもすっかり僕を見下ろして銀色に欠けてた月がすっかりまんまるくなりました真っ白だった僕の心もすっかりに哀色に染まり君を思い流す涙で瞳は腫れて銀色に見えた月が紅く滲んで見ることしか今はできなくなりましたそれでも月に君の姿を写し見ながら僕は今日もここで待ってます