詩人:夜深
生ぬるい風が 夜の悲しみの影をそっと消して
私はまだ君を想っている
どんなに遠く離れたとしてもきっと
想えばきっと
心だけはいつまでも どこまでも
繋がっていられるよね
甘いチョコレイトのように
溶けそうな
まどろみの中 眠りにつくまえ
月明かりが薄まった空に
星の光が一段とまぶしい
明日
君に会えるから
まだまだ熱い心に吹く風
やっと落ち着いて
生ぬるく風が吹く頃には
きっともうすぐやって来てしまう
君との別れ方を
想ってしまう
生ぬるい風が 夜の悲しみの影をそっと消して
生ぬるい風が 夜の悲しみの影をそっと消して
明日にも私は君のことがまだまだ好きで
明日にも君は笑ってくれているかな
飴いろの揺れるハートが
朝をむかえた
朝
すべてに小さくても希望が生まれていき
朝
すべてに小さくても絶望が落ちていくはずの
素晴らしい明日の朝
絶望たちは時折 大きな群れをなして
ひとりきりでいる私の心に
ちくちくと黒い針を仕向けてくるけれど
この痛みには 決して負けない
明日があるなら 君が笑うなら
ずっとずっと
私は光っていける
どんなに遠く離れたとしてもきっと
想えばきっと
心だけはいつまでも どこまでも
繋がっていられるよね
今は繋がっていけるよね 君と
明日も繋がっていけるよね きっと