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[111901] 10年目のキャッチボール

詩人:かわ♂

幼い頃、よく父さんと遊んでいた僕も年をとるにつれ会話さえ少なくなっていた。成人を迎えたある日父さんが『キャッチボールをしよう』と言った。しばらくキャッチボールをしていて、ふと父さんの顔を見ると10年前と変わる事のない父さんの笑顔だった。父さんも10年前の僕の姿を思い出していただろう。2人の10年目のキャッチボールだった。

2007/10/08 (Mon)
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