詩人:山猫
足音がほら近付いてくるね独りで壁見つめてないでいろんな音が聞こえてくるよトゲ付け始めた指先にだけ涙をそっと付けてごらん声かけたかったあの人のこと忘れなくてもいいよ好きになるのは何人でもいいよ独りで耳ふさいでないであの日に誓った決心だけに力をぐっと入れてごらんしびれた腕を伸ばして押さえた胸を開いて疲れた今日は見捨ててしびれた足も伸ばしてさあ25℃の空気に溶けていこうよ