詩人:詩奈
珍しくとれた連休梅雨の中休みの日差しは眩しいラッシュをすぎた電車はいつもの5倍はゆっくりと進んでいるようで荷物もいつもの5倍は軽い乗り換えた慣れない車内で聞き飽きた曲は妙な安心感名前も知らない川はただ流されていても何処かには着くわけででもきっと目的地がなくていいというわけでもなくあれこれとぼんやり考えながらも僕はこの小旅行を大切にしたいと強く思っていた