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[187494] 愛想

詩人:遥 カズナ

こどもたち
きみたちは
私にとっての
あらゆる物事と向かい合うべき時の理由の根底の表面に
薄く、細かく、広がっている

どうにもできない
にぶい痛みに
貧弱な言葉がはじらう

君とは
花よりも、早く、咲く、かれる事のない安心色
紙で切り裂かれた
血の滲む傷口から
爽やかな理由が
心から
ひろがってしまう
その事

後悔するくらいなら
死んだほうが
良かったように

君はいる

2015/02/09 (Mon)
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