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詩人:甘味亭 真朱麻呂
自分らしさを探して
なかなか見つからないからいらだつ
そんな毎日を生きてる
楽しいわけもなくただムシャクシャする
イライラたまる
過ぎ去る今日
終わってしまうその前に何かができるような気がして仕方ないんだけど 必死になって探すけれどいつも見つからずに気付いたら終わりをとおに過ぎて次の朝
その何かがわからないから次の日も引きずって何かがわかるまでその何かを背負い続けて今日までひとつでもその何かについてわかったことがあるかなあ 答を出しはたして解けたのだろうか
それはわからないからたくさんたくさん今までの分を抱えて
それがストレスになりいらだちにもなるから 重いしじゃまだよ
いつまで抱えてればいい?あずかってほしいとたくされたみたいなこの命の中で
生まれたくて生まれた訳じゃないそれなのに誰もが限られた命であるからいつ終わるともない決められたそれぞれがそれぞれの終わりの日に旅立つように
1人立ちという意味じゃないけど孤独に1人旅立つといえばまんざら嘘にはならない
あなただけにはいつまでもそのやさしいあなたのままで側に居てほしい むずかしかったりわがままな願いじゃ決してないはずだろう
自分らしさよりも人間らしさが欠けてる人が多いこの世の中で生きる術はその中にとけ込み仲間になることじゃなく 大切なのはひとつだけさ 自分らしさじゃなく当たり前なことを当たり前にできる人で居ることカンタンなようで一番人間には面倒ではばかれることかもしれないでも決してできなかったりするような難しい事ではない
話も聞かずに若者(ひと)はよく煙たがり嫌う当たり前なようなことだよ
自分らしくいるということの意味をもう一度考えて
自分らしさというものがどういうものなのか勘違いはしないで
誤っているなら正してごらん 少しひん曲がった姿勢を垂直にすればいいこと