詩人:さみだれ
蜂蜜が垂れてる月の裏側で国を持たない人たちが掬いとってる生まれたときからの風習当たり前毎日が当たり前海の固体化が進み太陽は背を向けた微笑みを欠いた人たちが飛び込んでいる生まれてからの非常識信じられないそれを信じてください壁から涙が零れるように星がきらきら輝いて物に命はないと信じた人が掬いとってる生まれたままの常識疑わないことをどうか忘れてください