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詩人:甘味亭 真朱麻呂
どこまでも続く果てない空のような世界
この距離はすべてを越していく眠れない夜にやっと寝れたのになんだか寝た気がしないような朝のように目覚めの悪いときのような気持ち
限りなく埋めつくしていく意識の中を通り過ぎるほろ苦さとはかない夢
青空の向こうに見えた輝きはまやかしでも何でもないが
決して目に見えるものだけが本当とは限らないから見てこなけりゃ結局は想像しても何の意味もなくてわからない 不確かなそれははかない予想でしかないから
行ってみたい
行ってみたい
いつか
行ってみたい
行ってみたい
いつか想いを馳せながら行きたいと誰もが一回は夢みたロマンのある未来(あす)のように
あの青空に僕も憧れて走り出したよ
たとえ
行けたとして
残酷な真実を目の当たりにしても
それが真実と行く前から受け止めていたから こんなことだろうって現実はって覚悟決めてたから
なにが待ってたとしても僕は大丈夫
それは夢のない人たちが夢みない人生を生きるはずの人たちが話す夢物語のようにおかしくて不似合いで不釣り合いで摩訶不思議だった 少し僕はすっとぼけてた。