詩人:甘味亭 真朱麻呂
僕たちに足りないものがなんなのか知りたい
僕たちに今求められていることは何なのかな
足りないならば
増やせばいい
努力するなりなんなりして
あきらめたら
そこで終わるだけだろうね
引いたり足したり
疲れてしまう日々
頭の中のそろばん弾いて頭抱え気でもくるったように今までせっかく積み重ねてきたすべてを放り投げないで
別にみんなとくっついたり話し合うことが嫌いなわけじゃないけど
様々な目でみるような器用さがないだけ
迷い悩みどれだけ苦しめば待ちわびる望んだ明日を手にできる?
頼りない曖昧な言葉(へんじ)しか返せないけど 今は未完成なそのくらい そのくらいがちょうどいい 今の僕には正しい現実だと思う
そして計算することを途中でイヤになりいらだち押さえきれずあの日投げ出した僕にはふさわしい未来(しょうらい)だと当然だけどなぜか当然すぎてなんだとつまらないと拍子抜けして思ってた通りの結果に1人やっぱりなとうなずく
そんな現在(いま)をなんとかそれなりには
でも暮らせてるから
いいのかなあ
これが自分にとっていちばんふさわしいのかは知らないが
自分自身がいいとあきらめを決め大丈夫だと励ましやってきたことのすべて報われて嬉しいなと思うときなど味わえなくてもそれが僕には今生きてるこの未来が真実だから 僕なりの真実(いま)をつよく抱きしめて 今日も誰にも自由に与えられた限りある等しい時間の中で目覚め朝の光浴びる 僕がここにいた ただ空を見上げながら 遠く想い馳せる
その想いは悔やみとは違う幸せの裏表を選ぶ権利はないにしても 僕はこのいまがいちばん似合っていて幸せだと考える
心から思えるんだ
悔やむばかりが脳じゃないのだから
悲しみはまた喜びに変えていけばいい
+と+は−じゃなくさらなる+を生むためにあると信じ生きる いつまでも。