詩人:望月 ゆき
今日が終わり明日がやってくることの必要今のこの瞬間があっという間に次の瞬間にうつりゆく必要ななめ45度の視界うす曇りの送電線をキラキラとまわって過ぎてゆく星星のような 晴れ間幸せだった今日のせいで明日の訪れを恐れるかわいそうなぼくら今日の日はさようならデニム帽を貸してよ。それは明日のための計画的犯行バイバイまた、あしたね。と無邪気に手をふった幼き頃の 狂おしいほどの愛しさよ