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詩人:甘味亭 真朱麻呂
明日、晴れますように
どれだけ祈ったとしても天気次第だから
たとえ晴れたとしても祈りは通じたわけじゃない
たまたま気まぐれな天気の都合で晴れただけさ
まるで最初から晴れるのが決まってたかのように不思議な気持ちで晴れた空を見上げていた
予想はずれの雨の日はこれが現実だと祈りなんか無意味だと気づかされる楽をしては願いは祈ったところで叶わないんだと人はきっと
だけど祈らずにはいられない それくらいしか術はないのさ
メロディ流れる いつでもどこにいても
どこからくるかわからない見えない不安の影におびえながら
答のでない毎日をそれなりに暮らすだけじゃ満たされないし曖昧なままでもしもやり過ごせても
満足感や歓びなんか手にできるわけもない
本当の幸せはどこだ
僕はなにを求めこの人生の中でなにを探しそして人生になにをつよく願い高いボルテージで叫んでいるのかな
涙に暮れる 何かが足りないと叫ぶ声がだんだんと遠ざかれば雨は晴れに 雨は太陽に変わるとでもいうの? わからない疑問符抱えたまま少し立ち止まる
いまボルテージをあげてゆこう なにかをそこに小さな事からやがて答見いだせるように いつか手にする事が決まってる大きな夢も叶いそうな気がするよ
めまぐるしいくらいの忙しさの中で誰もが誰もそれぞれの時間を自由に暮らし
与えられた命を無駄にしまいと生きている 笑い泣きときにくるっちまいそうになりながらも 自分を愛し信じていたい
信じることこそが希望とまた信じ希望(ひかり)をそこに見いだし悲しみにも負けないつよさを手に入れたなら涙を流さない勇気を握りしめ涙を流せない理由はこみ上げる怒りに身をまかせそれに溺れきらずに走り出す
むずかしい事だとよしんば知ってもひるまない 底意地の悪さが僕の唯一の救い所だから
明日、晴れますように僕は願う 願う………。