詩人:現実的SUGILL
空ばかり見て あの月にあこがれて
フワフワ ゆめを生きて 漂う雲のようで
空ばかり見て 派手に転んでも
痛いのはしかたないよ 生きているからね
うつむいてるよりも すてきな勲章だね
ゆうべの涙が きもちを浄化して
そっとその背を 押したのさ
こころは離れ また仲よく寄り添い
ゆれて重なり だんだんひとつになった
不思議だね もう傷あとは痛まない
アングル変えれば がらっと印象も
変わる一枚の 写真のように
こころのなかに 画角を描けば
日々更新される パノラマ・ランドスケープ
見えないシャッターを 切って切りまくれ
誰も「いいね!」は 押さないけれど
ぼくだけがぜんぶ 解っている
きみだけは きっと解っている
だからそれでいいんだ それがいい
約束しなくても きみとはきっとまた会える
すべての想い この心から生まれている