詩人:猫の影
信じてなかった何もかもだ親や友達 他の人もだ信じてたけど信じてなかった嘘嘘嘘 嘘で固めた「僕」という名の偽善人形だれにもかれにも良く見られたくて慎重に 慎重に 作り上げてきた「僕」の「蝋人形」だけどほら 塗り忘れのどこかから自慢の作品が溶け出し始めたやめてくれ みないでおくれ「僕」の中の「僕」を見ないでおくれお願いだから…僕を…僕を嫌いにならないで…