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詩人:甘味亭 真朱麻呂
きれいな花はどこに咲いてる?
美しい花はどんな色をした花のことをいうのですか?
ふとした仕草に心はうばわれて 僕は僕で言葉をにごしてしまう
朝から晩まで笑顔なしじゃそれこそ疲れてしまう
この心の中にひそむ思いという気持ちはどれだけ形にできどのくらいまでが限界でどのくらいまでならば言葉にできますか?
僕みたいなちっぽけな人が描く物語は誰にどこでいつ伝わるかな
声がかれるくらい叫んだり歌ったり
思いきり限界まで騒いで飛び跳ねて
そんな自分が輝いて見えて素直に愛せたならば 幸せはおのずとかたい扉を開けてすてきな明日が見えるだろう
きっと今まで感じたこともないような言葉にならないはじめての思いあふれて
心から笑える忘れかけてた笑顔がもどる
悲しい表情はだから今日でおしまいにして 明日からは新しい僕に生まれ変わる
そんなきれいな気持ちを取り戻した心に咲いている花はあの雨上がりの空に架かる虹のように
きっときれいなんだろうな
お日さまのように温かい人の心のてざわりはあなたがくれる言葉のようにやさしくやわらかいものさ
伝わる素直な言葉たとえばそれは人の温もりをじかに感じるときのように
受けとめるその心で抱きしめるあなたのやさしくやわらかい肌と同じかな
つなぎ合わせる言葉と言葉 なくしかけた本当の思いがきっと形になったもの その今まで積み重ねてきたすべてが愛という言葉以上に人の心を満たすものさ だけどそれは言葉にして口にできない 思いだからこそ人の心を動かすのかもしれない君の肩にそっと手をまわし温もりも痛々しい傷跡も当たり前にぜんぶぜんぶ受けとめ抱きしめてあげること それが人を心の底から汚れなく愛すということなくした言葉いつか心に舞い戻るそれがいつの日かそれは忘れられない記憶になるそして悲しみに濡れた僕の心に今度は七色の歓びという虹を架ける。