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[131676] 深い青空の下、それは虹になった

詩人:ジャガー

新しい朝がまた生まれた

夢の内容も思い出せないのに


眠気を引きずったまま

それでもなお立ってる


ある程度見通す事など

容易なほど単調でさ

別にリズムを崩す

必要なんか無いしね





違和感はさっき見た夢の中

大切な物を忘れた気がした








特に偶然も必然も

無いくらいの何気無さで

久しぶりに顔を合わすあの人は

小さな命を連れていた


昔とは違う挨拶の様に話掛けて

まだ小さな瞳を覗いてみた



綺麗なのは

君はまだ何も知らない


少し話してすぐに手を振った







違和感はさっき見た夢の中

大切な物を忘れた気がした




痛いのはどうしてだろう


迷うのは何についてだろう




違和感はさっき見た夢の中

ほの暗い空は

相変わらず遠かった






2008/09/11 (Thu)
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