|
詩人:ジャガー
新しい朝がまた生まれた
夢の内容も思い出せないのに
眠気を引きずったまま
それでもなお立ってる
ある程度見通す事など
容易なほど単調でさ
別にリズムを崩す
必要なんか無いしね
違和感はさっき見た夢の中
大切な物を忘れた気がした
特に偶然も必然も
無いくらいの何気無さで
久しぶりに顔を合わすあの人は
小さな命を連れていた
昔とは違う挨拶の様に話掛けて
まだ小さな瞳を覗いてみた
綺麗なのは
君はまだ何も知らない
少し話してすぐに手を振った
違和感はさっき見た夢の中
大切な物を忘れた気がした
痛いのはどうしてだろう
迷うのは何についてだろう
違和感はさっき見た夢の中
ほの暗い空は
相変わらず遠かった