詩人:詩奈
あ どんぐり!拾った手の小ささに驚くそうか そんな季節か気づけば12月だったどんぐりを拾い集めるその子の小さなダッフルコートに顔が綻ぶ眠れば朝がきていてまた仕事に行く生活に季節なんて無関係だった小さな手で抱えたどんぐりの分だけ嗚呼 僕は失ったかもしれない