詩人:そほと
ただの太った色白のオバチャンだったんじゃないのと その時は冗談で返しはしたがそれ以来そのウワサは聞かない 「 八木山峠に雪だるまのユーレイが出る 」 暑い夏だったいい年をしたおっさん同志が汗をたらしながらの話だったどんな顔をしていたらいいのか判らないままの話は立消えた 死んでから化けて出るのがユーレイオバケじゃないんだだから許せただから覚えてた 「 八木山峠に雪だるまのユーレイが出る 」 それ以来そのウワサは聞かない年々去年より暑い夏