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詩人:甘味亭 真朱麻呂
僕をこの夢から覚まし現実といまつなぎ止める杭になって君はこの世界にいることを認めてくれた唯一の人なんだ
僕を風にあおられとばされないようにしっかり打ちつけてくれた
夢ってものはさそれでもそれでもって何度も立ち上がり追いかけにゆくもんだろ
逃げるなんてだめさ
さあ 君があの日くれた勇気とチャンスを無駄にしないように歩き出せ 心を動かせエンジンを蒸かせ僕よ気合いを入れろ
いま出陣の時さ
夢みていた頃のように
夢みていた頃と同じ気持ち抱きしめて
もう一度夢をみよう
今度は途中で終わらせない永遠の夢
無駄だとかあーだこーだ言わずに言う前にやってみるよ悲しまないように最後まで夢みようよ
終わりなき明日への絶望からの逃走を前進する希望への疾走に変えて
'もう負けねえよ'と気合い入れたら僕という存在をもう一度つよく今度は自分で打ちつけてやれ
走りまくれ この世界を駆け巡る少し気丈で早とちりな感情の激しい思いからできた夢を吸い上げるスポイトでつくった粟粒の気球にのせて いま空高く舞い上がるよ
もう一度夢みていた頃のように自信たっぷりの高笑いできるように。