詩人:どるとる
今が幸せで満たされててもね
いつかは過去の自分に腹をたてるよ
あの時 ああ 頑張っておけばよかった
なんてねことを言っても時は戻らない
時すでに遅し
神様もそこまで責任持てない 慈悲も何もありゃしない
そして夢から覚めたように僕は日々のタイムトンネルをくぐり抜けて
未来を旅するタイムトラベラーみたいにやがて未来に行くよ
細かいこといえばぶっちゃけ一秒後だって未来は未来だけれど
僕がいう未来はもうそれはそれは遠い未来で僕がたとえばさ
今のお父さんくらいのじいさんになってるころだよ
そうさ 誰だって後悔はするよ
人生には後悔はつきものだよ
だけれどそれをなるたけ少なくすることで幸せはふくらむとは思わないかい?
大事なのは限りなく今を見つめることだが果たしてそれだけで自分の人生そのものを輝かせるにいたるとお思いか?
若気のいたりと笑うばかりの僕よ
今を笑ったら
今を休んだら
今を捨てたら
今を逃したら
もう次はないのさ
だって考えてもみろ
こうして目をつむってすぐに開けたって 時間は確かに過ぎてるだろう
だから死ぬのなんてあっという間だ
そんな具合に気づいたときにやればいい
なんて努力や頑張りに結果なんてありはしない
大事なのは過去から未来に向けての一歩一歩の積み重ねの連続だろう
足跡もたいして残さないでなにを未来で築けるとお考えか?僕よ
いいか?
よく聞け?
ノウテンキもいいけれど目覚めればこの今も未来の今に成り代わってるよ
紙芝居みたいにあっという間に未来という次のページにジャンプしちゃうのさ
それをわかっていてもなおあくびしてさ
無視をきめこむ自分にあきれかえる心の中の良心的な僕
それをなんとも思わず眠りこけようとする表の僕
最後の忠告だ
キミは自分の人生をもう若くして蹴ったのかい?
勿体ないぜ!