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詩人:山崎 登重雄
ぽぽいのぽいっ / 片付けるたび 知らずに重たい背中
すくらっぷ・ぼく / うきうき しょぼーん 心 ペタペタ
雨 / 泣きやむまで見つめてる
裸 / 悟れる気がして雨を抱く
熱 / 何度だってかまわないさ
響 / かき消すのは雨音か歌か
瞳 / 比類なき眼光に惚れたのさ
声 / 旋律にも聴き惚れたんだよ
嘘 / つかないよ毎日惚れ直しさ
生き方 / 命 音楽 言葉 子供たち 君への想い ありがとう
もうひとつ / 穏やかであるように おやすみ
風邪に苦しむ / 潜んでだヨコシマに吹かれ
温もり / 二人ぶんなら孵化が早いよ
大丈夫かい / 越冬の刹那に潰されないで
性欲 / 愛なのか愛ならば愛したい
歓喜 / 君を好きな事が一番嬉しい
最愛 / 寿命を知る 最後の君を愛したい
金木犀 / 記憶に残る この花の色 鮮やかな 君の爪先
落日の刻 / 一目逢いたい 君で目を焼き尽くして 網膜の記憶に
優先席 / 僕は星になる 君は まだ咲く場所がある
約束の詩心 / 僕は綴る絶筆は天に預けて
輪廻転生 / 今日の命は尽きるとも明日また生まれ君を求める おやすみ
待合室 / 人知れず病知る人 溜まり
診察室 / 溶け込んだ時空に 薄む影
ベンチ / 撫でては無想を 誰が知る
喫煙所 / やるせなさ煙りが連れ去り
深呼吸 / ひなたぼっこに胸を張りて
太陽が抱いてくれた日 / 穏やかに過ごせてよかった ありがとう おやすみ
泣いとらん / 夜の海に走る シャウト!
欧米か / ハローグッバイポリスマン
またあした / 君が微笑むなら君が昇る頃
昔々とおどけてあげる / だからおやすみ また明日
遅刻だね / 無理をしないで体を休めよう。おやすみ。ごめんよ。
起きてるかな / 会いに行ってもいいかな?
言葉で / 会話しよう。文字じゃなく言葉で。
夜中だしね / 気が引けて連絡もできない
仕方ない / 眠るべきは己が魂か。 ごめんよ。おやすみ。