詩人:甘味亭 真朱麻呂
今日も1日が終わりを静かにむかえた
昨日と何ひとつ変わらなく終わったよ
聞き慣れたメロディがいつものように部屋をあたたかく包んだら目を閉じよう
君がいない夜ならば早めに寝ましょう
寂しさ紛らわすように
寝る前に夕暮れ空の色が頭に浮かんだ
いつもと変わらない色ではあったけど
いつもながらに思うとてもとてもきれいだったと
紫色とだいだい色のツートンカラーが
少し混ざったマーブル模様がきれいだね
遠ざかる意識の先に
遠くなる赤い夕陽が
その赤く重いからだが海に沈むように夕陽も家に帰ってくのかな
少しだけからだがうずまって頭の先だけが沈む瞬間になんだか淋しかった
夕闇に街がだんだん包まれて
あっという間に今日も終わり星空が輝く真っ黒なジュータンが広がる夜になる
何か楽しいことをしているとそれに打ち込むだけで時間は過ぎてくのだけど暇してるときやいやなことだけはなんだか時間は長く過ぎるのが遅いから不思議に感じるもので
できれば一日中ずっと寝ていたいけど時間と繰り返す生活だけはそれを許さない
繰り返さなければ生活すらできない世の中だから 僕は本当に生活をつなぐためにまともに生きるために働き金をもらうのさ
あの日希望を持ち期待をされた未来がこんな味気ない毎日だとは思わなかったっていうその一言が僕には今いちばんの本音で思えば思うほどにつらいよなあ
希望はもうない
ただ今は生活を生きるために繰り返さなきゃ生きれもしないしまともな人間の暮らしが続けられるように 裏を返せば未来に夢とか希望なんてないのさそれは表向きの飾りで現実から出した答はなんと言おうとそれが正しいに決まってるからそんな当たり前だけど考えるだけで涙があふれるくらい悲しいこといやだとは思うが頭から外せず仕方ないけど考えないわけにはいかないから忘れた振りでも息絶えるまでそれが真実だと