詩人:甘味亭 真朱麻呂
印象に残るくらいあざやかに僕の中でつよい光を放ち続け忘れられないくらい輝いて残ってる
ずっと記憶に深く深く忘れられない傷跡のようにそれと同じで残るものだから
僕は忘れない
あの夕陽を忘れない
あの日々を忘れない
いつかすべて炎とまかれ何もかもすべて命も燃え散ったとしても証だけは誰も消せないから それぞれの生きた確かな足跡はそこにきっと永遠に残るはずだから
消せないし
消えない 唯一の世界の真実であるはずだから これから僕が歩む道の終着先にも同じように終わりの場所に僕にもあるはずだと願いながら
今はただそれをひたすら信じ歩いていくのさ よろめきながらも倒れまいとして自分のからだを自分で支え社会の冷たい偏見と風にあおられても自分を自分でなんとか励まし元気づけながらなんとか歩いているような状態(げんじょう)です
今の僕はそんな毎日(せかい)を生きています 甘く見てた僕に追い打ちをかけるように風はぶゅーぶゅー容赦なく吹きすさび孤独と憂愁を誘うけど のるわけにはいかないから
目を閉じ立ち止まり耳を冴えさしただ今という一度しか吹かない風の音を聞き分けるように自らも風になり今生きている意味という最大の謎を解き明かし見出そうとしてる 探すそぶりであっちこっち満たされるただ一つの自分の答を探しているように つらい出来事に生きていることの喜びや目的を見失わないように
しっかり自分を持ちながら理性は保ててる
今日も夕陽が沈んでく
そんな時も探している
どこかにあるはずの幸せという確かな僕の中でのいちばんの限界(ちから)を出し切って掴み取る輝けるその術を 忙しく変わり映えのない日常を歩いては立ち止まり歩いては立ち止まりを繰り返しながら生きるさ 明日も変わりなく 生きていく意味(こたえ)をひたすら考える
そんなことの繰り返しさ 人が生きる人生は 僕の毎日は。